リチウムイオン電池メーカーでベンチャー企業のエリーパワーを訪問し、意見交換させていただきました。
会長の吉田博一さんは、69歳で同社を創業したシニア起業家です。
電池専業メーカーは海外勢に押されてどんどん撤退しており、国内で生き残っているのはエリーパワーとGSユアサしかありません。
今後、家庭用大型定置蓄電池が普及していくことが見込まれています。
しかし、現在市場に出回る多くの海外製蓄電池は圧壊、過充電等の際に火災を起こしたり有毒ガスを発生したりといったリスクをはらんでいます。
その点、同社は徹底的に安全性にこだわった電池を製造しており、安心して導入することが可能です。
その分コストが課題になりますが、事故が起きてからでは遅いので、安全な装置を普及していけるような政策を検討していきたいと思います。
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