先日、シェアリングキーの製造メーカー『株式会社tsumug』を起業した牧田さんにお話を伺いました。
牧田さんのシェアリングキーは、スマートフォンをかざすか暗証番号を入力することで鍵を開けることができるので、鍵を持ち歩く必要がありません。
この仕組みを使って「自分ではない別の人がこの日のこの時間だけ鍵を開け閉めできるようにする」といったこともできるそうで、最近話題のairbnbなどのルームシェアリングや不動産仲介業などでのニーズが見込まれます。
「コンセプト段階で見込み顧客を獲得し、その上で開発を始めた」
という牧田さんの起業法は、多額の開発費用を回収できない製造業固有のリスクをヘッジする上手なやり方だと感じました。
また、牧田さんのオフィスも入居しているシェアオフィス兼モノづくり施設『DMM.make AKIBA』社長の松栄さんからもお話を伺いました。
「最近、牧田さんのようにモノづくりで起業する女性が増えている」そうで、実際に施設内にいた方の半分くらいは女性でした。
女性の視点で日本のモノづくりを再興し、世界に向けて日本ブランドを発信する、そんな新しいリーダーの誕生が楽しみです。